かぐらいっきょうの『ここが変だよ日本の教育』

日本の社会や教育で疑問に感じていることをちょこっと書いたブログ

「ワクチンの嘘?ホント? 見分け方教えます」の巻

ワクチンのデマがなぜ出回るのか

 

一番の原因は、日本の教育の脆弱さです。

そもそも学校でワクチンとは何なのかを教えていないから、国民はみなその嘘に踊らされます。

 

踊らされている人が少数ならいいのですが、それがたくさんいるから嘘がデマになるのです。

 

最近、日本でもワクチン接種が進んできましたが、打っている人を含め、世の中の人が、ワクチンについての理解ができていないことに驚いています。

もちろん専門的なことは、僕も知りません。ただ、概要ぐらいは、理解した上で打ってほしいものです。

 

ワクチンというものは、そもそも体内に予め抗体を作ることを目的に打ちます。

知っていてほしいのは、シンプルにそれだけです。

 

それだけでもわかっていれば、世の中に蔓延しているデマの大半に騙されることもありません。

 

もう一つは、何かしらの副作用があるということです。

これは、ワクチンに限らず、人間の作り出した薬、すべてにあると考えていいでしょう。

 

ワクチンについての理解は以上です。

他は無視していいことばかりです。

 

 

 

 

ワクチンを打ったら万事OKの嘘

 

ワクチンについてのデマには、驚くような内容もあります。

例えば、マイクロチップを一緒に埋め込まれるとか。

そんなこと、誰が信じるの?と思いますが、そんな間抜けな人が実際に存在するそうです。

 

それはさておき、僕がデマについて気になっていることは、「ワクチンは人のために打つもの」と言いまわっている人が多いことです。

 

「対面の仕事なので、お客様に安心していただくために・・・」とか

「ワクチンを打ったので、周りの人にも迷惑をかけない・・・」とか。

それは、誤った認識です。騙されてはいけません。

 

ワクチンを打つのは、あくまでも自分がコロナにかかった時に重症化しないためです。

かからないためではありません。かかります。

 

だから、医療現場や福祉施設で半強制的にワクチンを打たせるのもナンセンスということです。

 

ワクチンを打ったら、コロナウイルスに感染しないなどという誤った情報をマスコミなどが報道していることも問題だと思いますが、それは、先ほど述べた「ワクチンというものは、そもそも体内に予め抗体を作ることを目的」ということを、ちゃんと理解していたら、それがデマだということは、誰にでもわかることです。

 

ワクチンを打てば万事OKと思っている人がなんと多いことか。正直ビックリです。

 

 

 

ワクチンを打ってもコロナウィルスは体の中に入ってくる

 

7月14日のニュースでは、イギリスの空母クイーン・エリザベスで、乗組員3700人のうち、100人がコロナに感染したとのことです。全員2回のワクチン接種済みなのにです。

 

ワクチンを打つのは、体に抗体を作るのが目的であって、体内に入ってくるコロナウイルスをシャットアウトできるわけではありません。だから、「ワクチンを打つことによって、周りの人にコロナをうつさなくなる」というのは嘘です。

 

それは、インフルエンザワクチンの例でもわかります。ワクチンを打ったからといって、かからないわけではないし、もちろん、人にもうつします。「ワクチンを打ったのに真っ先にかかってしまった」という人もたくさんいます。

 

打ったワクチンとかかったインフルエンザの型が違うなんて話もありますが、今回、コロナワクチンを打ったのに発症した人は、同じことをいいます。「変異ウイルスだ」なんてことを。オリンピックで来日したウガンダの選手がそんな感じでしたね。

 

もちろん、ワクチンの作り方や効果の違いもありますが、ワクチンの考え方としては、同じです。ワクチンは万能薬ではありませんし、コロナウイルスを滅するものでもありません。

 

ワクチンの効果は、ウイルスが体に入ってきたときのために、予備訓練を体にさせることであり、他人にうつす、うつさないは、ワクチン接種とは別の話です。

 

打った本人が重症化しないことは立証されてきているので、例えば、ワクチンを打った人同士なら、一緒に会食してコロナウイルスがうつっても、発病しにくかったりや重症化がしにくいことが言えます。行動の自由度は増すかもしれません。

 

自分の命を守るためには、やはりワクチンは打った方が得策とは思われます。

 

 

 

嘘を見分けるには教育が大事

 

この記事を読まれている方で、学校でワクチンについてきちんと習ったという方は、まずいないでしょう。

 

しかし、今後、コロナが落ち着いたとしても、これからの社会で感染症は大きな問題になっていくでしょうから、ワクチンなどの知識も、学校教育(保健教育)ではしていくべきです。

 

「ワクチンは体内に予め抗体を作ることを目的に打つ」

このことから、世の中に出回っている情報の正誤を判断するのです。

 

そこで大事なのは、ワクチンを打ったら病気にならないとか、人に病気をうつすことはないという迷信も間違っているということを、きちんと教えないといけません。

そうしないと、ワクチンを打っていない人が、ハラスメントを受けることにもなってきます。

 

ワクチンを打つ、打たないは、人の自由です。

打たない人は、重症化や死亡する確率が打った人より少し上がりますが、それは自己責任です。

 

逆にワクチンを打った人は、周りがワクチンを打っていようがいまいが、自分はリスクが低くなっているのだから、どんどんとやりたいことをやればいいだけです。

 

人は人、自分は自分です。

ワクチンを打った打たないで、周りの人と仲が悪くなるのはやめましょう。

 

 

情報社会で嘘を見抜くのは、「確かな知識」と「確かな思考力」です。

義務教育で、しっかりとその力を身につけさせることが大事です。