「オミクロンに効かない?いやいやワクチンは端っからそんなに効いてない?」の巻
ワクチン接種を神話化する不思議な国、ニッポン
「不思議な国、ニッポン」そんな本を学生時代に読んだことがあります。確か、フランス人が作者だったと思います。
外国人からみたら、未だにワクチンでコロナを抑えられるなんて思っている人の多いこの国は一体何なのだろうかと、不思議に思うでしょうね。
ワクチンを打ってもかかった人には、「1回ではだめ、2回打たないと・・・」と言い、2回打った人がコロナにかかると、「ブレイクスルー感染だ。」「免疫力が落ちている。3回目を早く打たないと・・・」そうなんだって。
さらに次の変異株には、これまでに打ったワクチンは効かないかもしれない、なんていっている始末だ。
そんな感じで、どんどん税金を使いまくる政府。
どこぞの製薬会社の回し者に振り回されているのではないとは思いますが、経済を回す免罪符にしたいのが見え見えで、その効果などはどうでもいいのでしょう。
だから、ワクチン接種に対するリスクについては、全くもって説明も報道もされない。このことにも、誰も何も言いません。
ある県では、コロナで亡くなった人が5人しかいないのに、ワクチン接種後は、なんと9人もの人が亡くなっているという衝撃事実。僕の住む自治体でも、ある月では、コロナで亡くなった2人が、2人ともワクチン接種をしていたという、これまた衝撃ニュース。
コロナに日々振り回されて早2年。
未だに、僕の周りでコロナにかかったという人は一人もいません。そんな田舎でもワクチンを打たないといけないのか疑問です。
都会では仕方ないとして、田舎でワクチンを打って亡くなった人はホントに哀れです。打たなかったら死ななかっただろう確率の方が高いのですから。
みんな打っているけれど、その恩恵を受けている人がどれだけいるのでしょうか。
多少の安心感と、かかった時の言い訳ぐらいでしょうか。
「2回打っているのにかかったのだから仕方ないよね。」
第5波の急激な減少も、日本の今のこの落ち着いた状況も、ワクチンの効果ではないことは、専門家も認めています。
ワクチンを打ちまくっている韓国は過去最高数
お隣、韓国は、日本より高い接種率80%越え。しかし、感染者数は、過去最高を更新し、ワクチンを打てば重症は防げるなんていっていたことまでも否定しています。死者数も増加傾向。
ドイツも70%を超えているのに、日によっては1日7万6千人近く。死者350人ほど。
日本の人口はドイツの1.5倍なので、日本計算で、一日11万4千人。死者525人ほどになります。これらを見ても、ワクチンが万能だといえる人がいるのでしょうか。
と思っていたら、マスコミは相変わらず、ワクチンの効果には疑問を問いかけず、何か他に問題があるのではないかと探しています。
やはり、政府に忖度しているのでしょうかね。
日本の世界報道自由度ランキングは、67位ですからね。(2021年)
「コロナにかかっている人は、ワクチンを打っていない人だ。」なんて嘘も、もはや信じている人は少ないのではないでしょうか。
自治体によっては、そのあたりの情報も出しているところはあって、福祉施設のクラスターが起きた時も、「この福祉施設では、全員が2回のワクチンを接種していました。」と言っていました。これは、施設の人たちが世論に攻撃されないように、説明したことだとは思いますが、「ワクチン打ってても人にうつすんだ。」ということは、この時点(かなり前のニュースです)で、はっきりしていたのです。
さて、その他の国も見てみましょうか。
シンガポールは、ある月に1日5,000人近く感染者、死者10人程度が出ていましたが、その時のワクチン接種率は、なんと84%。シンガポールは、人口が日本の22分の1ぐらいなので、日本の人口で計算すると、こちらも一日の感染者は11万人、死者は220人になります。
イスラエルは、早い段階でワクチン接種率が高かった国ですが、ここも感染者は抑えられず、なんと3回目(ブースター接種)を受けた人もコロナ感染者の10%も占めている状態。4回目も必要・・・なんて言っている。スペインもだめ、イタリアもだめ。
僕は、ワクチンの効果は、そこそこだと思っているが、だれもかれも、ワクチンが相当効いていると思っているので、根拠のない数字や、根拠のないうたい文句も信じてしまっています。
文書を平気で改ざんしたり、数字が気に入らないと官僚に突き返したりするような政府の出す情報を未だに信用している人は、ホントにおめでたいものだと思います。このような人がいなくならない限り、日本で詐欺にひかかる人も、いなくならないのでしょう。
なぜ、日本にはワクチン接種の効果に異議を唱える人がいないのか
ここで言っておかないといけないのは、ワクチン接種については、多少の効果はあると考えられるということと、接種するしないは自由ですので、そのことをどうこう言っているのではありません。
痛い思いをしてもそこそこの効果であり、その効果も半年たったらほとんどなくなり、死ぬ可能性も0でない、という代物を、未だに絶大な効果を持っているものだと思って打っている国民の認識を正す人が誰もいないことを問題視しているのです。
では、なぜ、効果はそこそこだと、大声で言わない、いや、言えないのか。
海外では、ワクチンを打たない人のデモも起きていますし、ワクチンの効果を疑問視している人も声を上げているでしょう。日本では、それがないのです。なぜでしょう。
その理由は、2つあります。
1つは、同調圧力が強いからです。
ノーベル賞を取られた真鍋淑郎さんも言われていましたね。同調圧力。言ってない?
高齢者は特にみんな打たないといけないみたいな風潮が強すぎて、70歳以上だと90%を超えています。さらにこの数字を強調させて報道し、残りの人にも打たないといけないと思わせているのです。自由だと言いながら恐ろしや。
もう1つは、物事に疑問を持たない国民ばかりの国だからです。
ふつうは、「ホントに効くのかな」とか「打ったあと危険はないのかな」とか、思いますよね。しかし、何にも考えずに打っている人の多いこと多いこと。最悪は、車が当たるからといって打っている若者と、それで接種率が上がったとどや顔している知事です。そんな人が選挙に行っていると思うと恐ろしい限りです。(前回のブログに絡めて)
もちろん、そう頭では思っていても、周りからの打たないといけないプレッシャーで打った人もいるでしょう。
現に僕の周りにも、「職業柄打ったけど、そうでなかったら打たない。」という人は沢山います。
なぜか、マスコミは、コロナのコメンテーターに医療関係者を選びますが、医者の場合、どうしても「警戒しろ」「ワクチンを打て」と、自分たちの立場からのコメントになります。本来は、統計学の専門家が、コメンテーターとしては、最適なはずですが。
ワクチン接種から考える日本の教育
僕が教師をしていたころに、「教師の達人」と呼ばれる先生の講演会があって、知り合いの先生が参加するというので付いていってみると、会場では、みんな真剣に話を聞き、メモを取る人もいたりして、さすがは先生たちの集まりだなと、あくびをしながら僕も寝ないように頑張って話を聞いていたのでした。
後半、僕の眠気が飛んだのは、その講師の先生が考えだしたという「幸せの方程式」というのを自信をもって解説しだしたときでした。なぜ、目が覚めたかというと、なんと、その方程式は、式として成り立たっていなかったからです。
しかし、その達人は、どや顔で解説をし、聴衆たちも「すばらしい」と絶賛。おいおい、その方程式、間違ってますよー。
終わってから、数人の参加者にそのことをどう思うか尋ねてみると、全員が「へえ。成り立たないんだ。ホントだ。」と驚いていました。
驚いているのは、こっちである。
達人と呼ばれる人が言うと、何の疑問も持たずに信じ込んでしまう。これが、教師であってもそうなのです。おかしい、間違っていると思わない鈍感さ、思考力のなさ。唖然となりました。
ワクチン接種についても同じことが言えます。
お医者さんが言っているから本当だとか、分科会が言っているから本当だ、ましてや御上が言っているから・・・なんて、思っている国民を教育するのが、本来の公教育です。
根っこから腐っている今の日本の教育にこそ、ワクチンが必要です。