かぐらいっきょうの『ここが変だよ日本の教育』

日本の社会や教育で疑問に感じていることをちょこっと書いたブログ

「背の順は差別だと言っている教員がいる問題」の巻

「差別」という言葉の自分勝手遣い 社会における差別について、教育の場で話す時に、私は常に前提にしていることがあります。 それは、 ・差別と区別の違いを明確にすること ・差別がないというのは、利害を伴う社会的機会の上で区別を口にしない(持ち込ま…

「まだワクチン、ワクチンと言い続けている賢そうに見える人たち」の巻

賢い賢くないは、問題を解ける解けないではない よく学校のテストでいい点を採る人を頭のいい人と思っている人がいますが、まずそう思っている人は、残念ながら頭がいい人ではありません。学校のテストは、ただの学習の確認にしかすぎず、賢さを確かめるもの…

「オミクロンに効かない?いやいやワクチンは端っからそんなに効いてない?」の巻

ワクチン接種を神話化する不思議な国、ニッポン 「不思議な国、ニッポン」そんな本を学生時代に読んだことがあります。確か、フランス人が作者だったと思います。 外国人からみたら、未だにワクチンでコロナを抑えられるなんて思っている人の多いこの国は一…

衆議院選挙から考える権利「投票に行くのはやめよう!」の巻

「投票に行こう」の間違いを学校で正そう 選挙権というのは、「権利」であり、「義務」ではありません。 「投票に行こう」とうるさく言っていることに疑問を感じない人は、そのあたりがよくわかっていない人です。行くか行かないかは、国民一人一人の自由で…

「またまたワクチンの数字が馬鹿歩き」の巻

ワクチンを打たせたい方々が必死 今や、政府は、コロナ対策に失敗し、こんなに流行ってしまったもんで、残すはワクチン接種でコロナがおさまってほしいと願って必死である。自治体は自治体で、接種率が高いと評価がもらえると思って必死。だから、テレビでは…

「ワクチンの嘘?ホント? 見分け方教えます」の巻

ワクチンのデマがなぜ出回るのか 一番の原因は、日本の教育の脆弱さです。 そもそも学校でワクチンとは何なのかを教えていないから、国民はみなその嘘に踊らされます。 踊らされている人が少数ならいいのですが、それがたくさんいるから嘘がデマになるのです…

「9月入学にならなければ、日本の教育は終わり」の巻

変わらなきゃも変わらなきゃ 日本で新型コロナウイルスが問題になり始めてから3か月ほど経ちました。 まだ、3か月なのか。 とても長く感じています。 活気のあった社会は大きく様変わりし、先行きの不安に世界中が困り果てています。 しかし、そのような中で…

「早く布マスクを配ってくれ。それで日本は救われる。」の巻

布マスクの配布が始まるらしいが・・・ 僕は、風邪もインフルエンザにもかからない体質なので、普段、マスクをすることはないのですが、最近は、マスクをしてないとマナー違反みたいな雰囲気もあるので、スーパーなど、買い物に行くときだけ、マスクをするよ…

「学校休校で親に負担が・・・なんて言っている人へ」の巻

子どもは意外とのんびり過ごしている 春休みです。 といっても、ほどんどの学校は休校からの突入なので、春休みだからどうしたという感じで、ずっとお休みです。 僕は、仕事の関係上、毎日、子どもたちに会う機会があります。 そこで、会う子、会う子に、最…

「全国一律で休校は正解。愛媛県の判断がもっと正解。」の巻

なぜ3月2日からなのか 新型コロナウイルスの感染が広がる中、政府が出した要請に波紋が広がっています。 それは、ご存じの通り、全国すべての小中学校、高等学校などに3月2日から春休みに入るまで臨時休校にするというものです。 学校という場所が病気流行の…

「教師同士のいじめに騒いでいる不思議?」の巻

学校の職員室いじめの状況 最近のマスコミで、教師同士のいじめが取り沙汰されていますが、教師間のいじめなんてどこにでもあります。 学校の先生なんだからいじめなんてないでしょうと思っている人がいれば、それは想像力が乏しいとしかいいようがありませ…

「国会議員や大臣の失態は有権者の責任です」の巻

選挙には行かなくていい 選挙ウィークなので、選挙に関する話題でいきます。 選挙と言えば、投票率というものが数字として話題になりますが、日本はどうも選挙というものを軽んじすぎです。 選挙には無理に行かなくてもいいのです。 「いやいや、選挙に行か…

「なぜ、学校はいじめに真剣に向き合わないのか」の巻

いじめは学校の責任です いじめ関連のニュースを見ると、ひとりの大人として、そして一教育者として、心が痛くなります。 「学校内のいじめはなくせる」というブログを以前書きましたが、なくさないのは学校の先生の責任感がないことの現れです。 学校の先生…

「学校の先生の子どもに好かれたいは問題」の巻

先生の「子どもに好かれたい」は問題 職業柄、学校の先生には「子ども好き」の人が多いようです。 情熱をぶつける相手は子どもたちですから、子ども好きに越したことはありません。 中には、「子どもはそんなに好きではない」という人もやってますが、それは…

「成功するダイエット の方法は学校で教えよう!」の巻

成功するダイエットの原則 世の中、さまざまなダイエット法が湧いては消え、湧いては消えしていますが、成功するダイエットには、共通の法則があります。 それは、「摂取カロリー < 消費カロリー」の毎日を送ることです。 当たり前のことだとおっしゃる方も…

「日本の接客は世界一なのか?」の巻

日本の接客サービスは「まだ」世界一 サービス業における日本の接客スキルは世界でも高水準だと言われています。 それは、海外へ行ったことある人なら身をもって感じることでしょう。 海外のお店では、日本では考えられないような接客も当たり前です。 例え…

「なぜ、学校では敬語を教えないのか?」の巻

ありがと事件? 「あ・り・が・と。」 ある小学校の入学式で、校長先生が新1年生に新しい教科書を渡す場面で、代表の子が放った言葉です。 事件と言うほどではないのですが、その一言に驚いたことはもちろんのこと、同時に学校現場の行く先が明るくないこと…

「大麻は『悪』なのかから考える道徳 その②」の巻

大麻は人を狂わすのか 結論として、現時点では「わからない」といったところでしょう。 ただ、大麻が人をダメにするのであれば、カナダは国家存亡の危機となったといえますが、僕はその可能性は低いと考えています。 よく大麻で逮捕された人のことを例に挙げ…

「大麻は『悪』なのかから考える道徳 その①」の巻

このことについて、僕は20年以上前から、道徳教育の中で話題にしてきましたが、芸能人のニュースに便乗して、問いかけておこうと思います。 大麻ははたして悪なのか 子どもたちに聞かれたら、どう答えますか。 おそらく、2つの観点から答えるでしょう。 一…

「勉強ができるできないの鍵は『国語』と言う噂」の巻

学校の勉強で一番難しいのは数学? 教科教育の中で、一番難しいのは数学だと思っている人は多いと思います。 以前、理系と文系の違いは、理系か理系でないかという話をしましたが、高等教育で子どもたちが行き詰まる教科で、数学が多いのは事実です。 これは…

「給食時間15分とは驚きの短さと思ったら昼食時間だった」の巻

横浜市の公立中学校の昼食時間「15分」が9割 学校現場から離れてかれこれになるのですが、ニュースを見ているとやはり学校の話題には脳が反応してしまいます。 昨日は、横浜市の公立中学校の昼食時間のことが流れていたのですが、なんで給食時間じゃないのか…

「夜はなぜ暗い?ぼぉーっと生きてませんよ」の巻

年度初めからずっと、仕事でバタバタしていたのですが、連休明け、少し仕事が落ち着いてきたため、取り溜めていたテレビ番組を見ています。 録画している番組は、情報番組が多いのですが、NHKの人気番組「チコちゃんに叱られる」も結構気に入っていて見て…

「叱っている途中で泣く子は 実は反省してない?」の巻

今回は、生徒指導の話題でいきます。 子どもを叱っていると、すぐに泣く子がいますよね。 そんな時、あなたは、どう思いますか? 「涙は女の武器」 世の中では、こんなことも言いますが、男性に限らず、大人はみんな涙に騙されます。 それは、先生も一緒です…

「給食の完食指導は必要か?」の巻

給食の完食指導は昭和20年代からずっと問題? 給食の完食指導が問題になっているという記事を見ました。 要は完食を強要する指導について、好き嫌いがある子には酷ではないかという議論ですが、学校給食は、日本人であれば、ほぼ全員が経験していることです…

「海外のドミトリーで、日本人とイスラエル人が一緒にされるわけ」の巻

GWまっただ中。 いかがお過ごしでしょうか。 家でのんびりしているという方も、アクティブに出かけまわっている方も、そして、旅行に行かれている方もいるでしょう。 僕のGWは、ずっと家でのんびりの予定ですが、大の旅行好きなので、旅行に行きたかった…

「マナーと名のついたルールはなくした方がみんなが気持ちよく暮らせる」の巻

あるテレビ番組で、ドアのノックの回数について、トイレの場合とか社長室に入る場合とかいうのをやっていました。 こういうビジネスマナーについて、あなたはどう思われますか。 僕は、マヌケな悪習だと考えています。 ノックとは、ドアの向こう側にいる人の…

「小学校で英語教育が始まると困る先生が多い?専科制にせい!」の巻

新年度も始まり、一週間余りが過ぎました。 僕も教育の仕事に携わっているので、毎年この時期はバタバタとしますが、少し落ち着いてきました。 春はいいですね。新しいことがいっぱいあって。 気持ちもリフレッシュできます。 学校の春というテーマで、新し…

「PTAは 学校に必要なのか?」の巻

結論からいうと、PTAは、学校運営には、必要ありません。 明日、この組織がなくなっても、毎日の教育活動には、全く影響しないということです。もし、「いや、影響する」という先生がいるなら、その学校は、きちんとした学校運営ができていない証です。 …

「鹿児島実業高校の飲酒喫煙問題から考えるモラルセンス」の巻

高校サッカー界の名門、鹿児島実業高校の飲酒喫煙問題がニュースになっていましたが、教育側の立場から言わせてもらうと、中学生・高校生の飲酒喫煙は、そんなに驚くことではありません。「まあ、よくあるよね」といったところです。 知らない(ふり?)のは…

「外国人留学生の所在不明問題 と 労働力不足問題」の巻

東京福祉大学の留学生が相次いで所在不明になっている問題。 実情はそんなもんだろうなと驚くような話ではありませんが、所在不明の人は探してもらわないと困りますね。不法ですから。 留学生のいなくなった理由は、当の本人に聞いてみないとわからないでし…