かぐらいっきょうの『ここが変だよ日本の教育』

日本の社会や教育で疑問に感じていることをちょこっと書いたブログ

「またまたワクチンの数字が馬鹿歩き」の巻

ワクチンを打たせたい方々が必死

 

今や、政府は、コロナ対策に失敗し、こんなに流行ってしまったもんで、残すはワクチン接種でコロナがおさまってほしいと願って必死である。自治体は自治体で、接種率が高いと評価がもらえると思って必死。だから、テレビでは猫も杓子も、「ワクチンを打てばこんなに・・・」というのだが、その情報については半分はフェイクである。

 

そのフェイクの一つが集団免疫。

私は、初めからワクチンを武器に集団免疫を獲得することは無理だという考えだが、そのことが世界で証明されてきている。ワクチン先進国と言われたイスラエルをはじめ、イギリス、フランス、アメリカもコロナが再拡大しているのを皆がびっくりしているが、そんなに驚くことだろうか。

 

日本でも、ブレイクスルー感染は当たり前になってきている。(ブレイクスルーというの言い方も疑問。もともとの効果がそんなものではないかと思っている。)

 

その確率だが、あるテレビ番組では、コロナにかかった人の中でワクチンを打った人は3%ほどで、これをワクチンを打った人のコロナにかかる可能性に置き換えていた。そうなのか。

これは、ちょっと出てきた数字をいいように使われたもので、ワクチンを打った人のかかる可能性の数字ではない。

 

ある医療機関では、患者の3割がワクチン接種済みだというし、全員がワクチンを2回接種している福祉施設でもクラスターが起こっている。8月に亡くなった人の中で2回接種済みの人の割合が高い自治体もある。ワクチンを打たせないといけないので、あまり大きくは報道されていないようだが。

 

ワクチンを打てば、コロナにかからないというのも嘘で、無症状でウイルス保有しているなんてことは、ワクチンを打っていない人とも相違ない可能性も無きにしも非ずといいたところだ。

 

 

重症化しにくいはおそらく正解か

 

前回のブログでも書いたが、世の中のワクチンの理解はおかしい。

ワクチンを打ったからと言って感染しないわけではないのは、このワクチンの性格上、当たり前のことである。

 

それなのに、「ワクチンを打ったからかからない」とか「大切な人を守る」などと言っている人が多いこと、多いこと。ワクチンは他人を守るために打つのではなく、自分を守るために打つのである。個人がワクチンを打つ利点は、ただ一点、重症化しにくい可能性があるということだけである。あくまで可能性だが。

 

しかし、その効果も日に日に下がることも分かっていて、半年もすればまた打たないといけなくなるという代物だ。各国で3回目の接種が始まっていることがその証明である。

 

重症化しにくいはそうなのかもしれないが、これも怪しいのは怪しい。

 

世界で見ると、ワクチン接種率世界トップのUAEをはじめ、コロナ先進国は、軒並み死亡者が少ない。ただ、先ほど名前を挙げたイスラエルは、直近で一日に25人ほど亡くなっている。イスラエルの人口が930万ぐらいなことを考えて、日本の人口に照らし合わせてみると、一日300人ほど亡くなっていることとなり、「うーん?」ということとなる。

 

 

「ブレイクスルーは3%」の嘘

 

マスコミというのは、ホントに数字について、いい加減である。

先ほども挙げた「ブレイクスルー感染は3%ほど」だというこの数字は正確だと言えるのか。いや、言えない。

 

なぜかというと、打った人と打たなかった人の可能性を比べるのであれば、条件を一緒にしないといけない。例えば、打った人の割合が同じくらいの年代で、かかった人の割合の差を比べるといったことである。

 

音楽イベントに参加して酒盛りをする若者たちと、家でお茶を飲んでTVを見ている高齢者では、かかる可能性がまず違うのである。だから、ワクチン接種率の低い若者世代がたくさんかかっている今の状況で、ワクチンの効果を全体で検証するのは、ナンセンスであるとしかいいようがない。

 

「ワクチンの効果は85%~90%ある」昨日の報道番組で言っていた。

しかし、この効果がどんなものなのかという詳細説明はなかった。

どんな効果のことを言っているのだろうか。ウイルスを保有しないということなのか、発症しないということなのか、かかっても重症化しないということなのか、かかっても死亡しないということなのか。結局、わからずじまい。

 

しかし、何も考えてない人は、そんなに効果があるのなら打たないといけないとなる。その人に、効果の詳細を聞いてもおそらくよくわかっていない。

 

もちろん、これだけお偉いさんが、ワクチン、ワクチンといっているのだから、効果はあるのだろうが、過大評価は良くない。

過大評価がまるで真実かのように社会に蔓延しているので、すでにいろいろな場所でワクチンハラスメントが発生している。

 

副作用かどうかは検証されていないが、打った後数日以内に1100人以上の方が亡くなっていることも考えると、半ば強制的に打って、もしその方が亡くなった時にはどう責任を取るのか。打てない人、打ちたくない人のことも尊重することが大事である。

 

打つか打たないかは本人の自由で、効果と副作用を天秤にかけるだろうから、正確な情報をきちんと出す必要がある。都合のいい計算で嘘の数字は出してはいけない。

 

 

 

ワクチンには大きな利点が2つある

 

日本社会として、ワクチン接種を進める利点は、大きく2つある。

 

一つは、医療崩壊を回避できる可能性があるということである。

重症化を防げれば、医療機関の負担が減るからだ。

 

もう一つは、経済が回るということである。

おそらく政府の目的はこちらである。

 

ワクチンパスポートは、人々を安心して行動に移させるツールにはなるだろう。

日本人は、とにかく人に責められるのが嫌なので、ワクチンパスポートという免罪符をもらって、コロナにかかってもそのせいにしたいだけともいえる。まあ、それでもいいのかもしれない。

 

 

兎にも角にも、早く元の生活に戻れることを祈っている。