かぐらいっきょうの『ここが変だよ日本の教育』

日本の社会や教育で疑問に感じていることをちょこっと書いたブログ

「ボーと生きてんじゃねえよ!と言われて、ボーと生きてないことを自覚している」の巻

ボーっと生きてんじゃねえよ!」のセリフで一世を風靡しているNHKの番組『チコちゃんに叱られる』を見て、自分がボーと生きていないことを自覚できている今日この頃です。

 

 番組は、「こんなことも知らないの?」の体で進んでいきますが、チコちゃんには敵わないにしても、僕も割と知っています。理論的な問いかけには、大方、正答を言い当てられてますし、雑学的なものも、けっこう答えられます。これは、やはり、普段からボーと生きてきてないからでしょうね。

 

 以前、僕が学校で教鞭をふるっていた頃は、黒板に「なぜ?」という言葉を大きく画用紙に書いて貼り付けていました。生徒が正答を言うと、そこで必ず「なぜ?」と問いかけるのです。正しい知識は、その理が説明できて、はじめて「わかる」(理解する)といいます。しかし、今の世の中、理がわかってもいないのに、それが正しいと信じ込んでいる人の多いこと、多いこと。

 

「学校の勉強はなぜしないといけないの?」と聞いてくる子どもたちには、こう言いましょう。「人生、ボーと生きないためよ。」

 

 もっと話がしたいのだが、かなりの字数オーバーのため、今日もこのあたりで失礼します。 

 

追記(12/4):先日のチコちゃんで「晴れと曇りの境目は?」というテーマがありましたが、これって中学の理科で習う内容ですよね。知ってて当然?