かぐらいっきょうの『ここが変だよ日本の教育』

日本の社会や教育で疑問に感じていることをちょこっと書いたブログ

「サンタクロース村に行って夢からさめた話」の巻

 クリスマス・イブなので、時事ネタとして、フィンランドのサンタクロース村に行った話を少し。

 

  日本からは、ウラジオストックへ渡ってシベリア鉄道に乗り、ロシアを抜け、エストニアから船でフィンランドに入り、北上して・・・旅程の説明だけで字数が終わりそうなので、このあたりでやめておきます。

 

  サンタクロース村では、サンタさんと話せて、いっしょに写真が撮れます。日本の芸能人も結構来ているようで、写真が張ってありました。優香さんの写真があったのを覚えています。

 

「クリスマスにサンタさんからお手紙が届く」という商品があったので、当時、受け持っていたクラスの子全員に、サプライズプレゼントをしました。びっくりしてくれたかなあ。

 

 と、ここまでは、サンタクロースに会えて良かったと、僕も童心に戻って喜んでいたのですが、この後、子どもたちの夢を壊す、ショッキングな現実を見つけてしまいます。

 

 真っ赤なお鼻のトナカイさんとそりに乗って写真が撮れるコーナーの先にあるレストランでは、なんとトナカイ料理がメイン料理として振る舞われていたのです。僕は、サンタクロースとトナカイは、仲良しなんだと思っていたので、このショックは大きかったです。「トナカイ・・・食べるんだ・・・」

 

 これは、子どもには話せないなと思い、心に閉まって帰りました。夢と現実は違います。腹が減ったら友だちの肉でさえ食べるのです。大人の事情です。鼻は赤くないと思いますが。

 

 アナザースカイという番組で、菜々緒さんが、サンタクロース村に行っていました。ここだ。僕と一緒に写真を撮ってくれたサンタもいました。

 

 夢から覚めた僕は、トナカイさんをおいしくいただいたのでした。