かぐらいっきょうの『ここが変だよ日本の教育』

日本の社会や教育で疑問に感じていることをちょこっと書いたブログ

「勉強ができない人は マニュアルをバカにする」の巻

 幾度となくすべきことを伝えても、全くもってできないのはなぜなのか。

 

 僕は、子どもたちを教えながら、いつも悩んでいます。

 

「こうするんだよ。」

 難しいことを言っているわけではありません。

 

 誰にでもできる簡単なことも、言った側から違うことをするのです。

「今、言ったよね。」

 

「はい」と返事はするものの、聞いているのやら、いないのやら。

 

 

 例えば、学校の勉強。

 中学校まではそんなに難しいことはやりません。

 ちゃんと勉強すれば、みんな8割~9割ぐらいはできるようになる内容です。

 

 テストでも、算数や数学で思考問題が多少あるものの、どの教科も、教科書に書いていることを覚える、もしくはそのままやれば、ほぼほぼ満点近い点数もとれます。

 

 言葉通り「教科書通り」にやればいいのです。

 

 仕事でもそうです。

 

 世の中には、マニュアルをバカにする人がいます。

 そういう人は、昔、勉強がそれほどできなかった人でしょう。

 勉強のできる人は、マニュアルの重要性を知っているからです。

 

 

「マニュアル人間になるな!」

なんていう先生もいますが、教科書は、学習マニュアルですよ。

 

「マニュアルを完璧にこなした後、それ以上のことができる人間になれ!」

ということで、お願いします。

 

次回は、「勉強ができない人は 東大生をバカにする」にしようかな。