「性善説と性悪説、どちらが正解ですか・・・が不正解です」の巻
「性善説」とか「性悪説」とかいった言葉を聞いたことがありますか。
「どちらが正しいか」なんて議論になったりもしますが、意見が分かれますよね。
そりゃそうです。どちらも正解だからです。
人の本性は、もともと善の要素の強い人もいれば、悪の要素の強い人もいます。だから、どちらも正しいといえるのですが、それ自体は、云わばどうでもいいことです。問題は、そのことに対し、社会がどう対応しないといけないかということです。
それじゃあ、どちらの説を基に社会を考えないといけないのか。
社会に悪がはびこると困ります。そうなると、答えは簡単ですね。
しかし、日本人は性善説が好きです。国民性としてきれい事が好きで、なぜか人間を素晴らしい生き物であると思いたがります。
冷静に自分自身のことを考えてみてください。「私は善人です。」と、自信をもって、周りの人に言える人がいるでしょうか。自分自身のことは、自分が一番知っているはずです。その自分が、自分は善人だと言えないのです。じゃあ、世の中に善人はいません。
そう、人は罪深き生き物なのです(注:私は無宗教者です)。だからこそ、きちんとした教育が必要であり、きちんとしたルールが必要なのですが・・・
と、ここから、話は盛り上がって行きたいところですが、字数オーバーのため、今日もこのあたりで失礼します。