かぐらいっきょうの『ここが変だよ日本の教育』

日本の社会や教育で疑問に感じていることをちょこっと書いたブログ

「性善説と性悪説、どちらが正解ですか・・・が不正解です」の巻

性善説」とか「性悪説」とかいった言葉を聞いたことがありますか。

 孟子荀子の教えです。

 

「どちらが正しいか」なんて議論になったりもしますが、意見が分かれますよね。

 そりゃそうです。どちらも正解だからです。

 

 人の本性は、もともと善の要素の強い人もいれば、悪の要素の強い人もいます。だから、どちらも正しいといえるのですが、それ自体は、云わばどうでもいいことです。問題は、そのことに対し、社会がどう対応しないといけないかということです。

 

 それじゃあ、どちらの説を基に社会を考えないといけないのか。

 

 社会に悪がはびこると困ります。そうなると、答えは簡単ですね。

 

 しかし、日本人は性善説が好きです。国民性としてきれい事が好きで、なぜか人間を素晴らしい生き物であると思いたがります。

 

 冷静に自分自身のことを考えてみてください。「私は善人です。」と、自信をもって、周りの人に言える人がいるでしょうか。自分自身のことは、自分が一番知っているはずです。その自分が、自分は善人だと言えないのです。じゃあ、世の中に善人はいません。

 

 そう、人は罪深き生き物なのです(注:私は無宗教者です)。だからこそ、きちんとした教育が必要であり、きちんとしたルールが必要なのですが・・・

 

と、ここから、話は盛り上がって行きたいところですが、字数オーバーのため、今日もこのあたりで失礼します。