「健康な人は、マスクをしない」の巻
インフルエンザが流行し始めました。
「マスクをして予防を。」
「手洗い、うがいを徹底しましょう。」
なんてテレビで言っていましたが、僕の見解は少し違います。
「健康な人は、予防はしなくて良し」です。
学校で子どもたちを見ていて感じるのは、健康に過敏になっている保護者の子どもほど、病気になりやすい傾向があるということです。
あるクラスで、11月からマスクをしてきた子がいました。
「どうしたの?」と聞くと、「お母さんにしておきなさいと言われたました。」と言います。
まあ、それをダメだとは言えないご時世ですが、基本的に学校で「マスクをしましょう」は、咳をしている子が、菌を拡散させないためです。
よっぽど気密性に優れたマスクでないと、予防としては意味はないことは、みなさんもご承知でしょう。
それはそれでいいとして、なぜ病気に過敏な保護者の子が病気になりやすいかというと、免疫に関する問題です。
人間は免疫機能を持っていますが、清潔な環境に身を置けば置くほど、不潔な環境に行ったときに弱い体になっている可能性が高いということです。軽い不潔は、体内に入れて免疫を作っておく必要があると考えます。それが予防接種の役割でもあります。
先程の11月にマスクをしてきた子の話に戻りますが、クラスで真っ先に風邪をひいたのは、その子でした。
僕が小学校の時、クラスで一人、長ズボンをはいている子がいました。その子も真っ先に風邪で休んでいました。当時は今よりも寒かったのは間違いないですが、冬でも半袖、半ズボンで過ごすのが、格好いいなんて流行りがあって、僕も年間、半袖、半ズボンで過ごしました。
そのおかげで、50歳近い今でも、全く病気にかかりません。この年まで、仕事を病気で休んだことも一度もありません。超絶元気です。
先程も言いましたが、インフルエンザにもかかったことはありません。学校という職場は、ウイルスがうようよいる場所でしょうが、それでも生まれてこのかた、一度もかかったことがないのです。
インフルエンザの予防接種も、小学校卒業後は、一度も受けていません。健康な人は、そんなもんです。
「バカは風邪をひかない。」
あれは、「バカ」ではなく、「健康に無頓着な人」は病気にならないということでしょうね。日々の生活習慣については、その他、様々な不健康につながるので、きちんとしましょうね。