かぐらいっきょうの『ここが変だよ日本の教育』

日本の社会や教育で疑問に感じていることをちょこっと書いたブログ

「理系の人と文系の人、実際は理系の人と理系じゃない人」の巻

 あなたは、理系ですか?文系ですか?

 

 得意な教科で考えている人がいるかもしれませんが、そこは少し違います。

 

 高校に入ると、理系と文系に分かれる学校もあるでしょう。

 これは、自分の進みたい大学・学部に関係するのかと思いきや、自分の得意な分野で決めている人も多いようです。

 

 理系と文系は、並列の関係のように置かれていますが、僕は、この言葉の中身を、理系の人と、理系じゃない人と考えています。それは、理系から文転(文系に転向すること)はできるが、文系から理転することは難しいことからもわかるでしょう。並列ではなく、直列ということです。

 

 世の中は、理系の仕事の方が給料の水準がいいことは分かっていると思います。文系の学部に進んでも、その専門を生かした仕事に就くのは難しいですよね。

 

 学校教育に絡めてみます。

 教育学部は、文系に分類されますが、学校は物事の理を教える場ですので、本来は、理系のはずです。しかし、実際は文系の人が先生になるので、物事の理を教えることができていないのが現状です。簡単に言うと「なぜ?」が教えられないのです。

 

 教育分野には、もっと理系の人を増やしていくこと、理性ある社会を作っていくためには、もっと理系の子どもたちを育てていくことが必要です。そして、そうしていくことが、日本社会の健全な発展につながっていくと考えます。

 

 久しぶりに字数を抑えられました。原稿用紙1枚程度は厳しかったかな。