かぐらいっきょうの『ここが変だよ日本の教育』

日本の社会や教育で疑問に感じていることをちょこっと書いたブログ

「2019年スタート!世の中は金だということを学校で教えろ!」の巻

 若かりし大学生時代、僕は、ある授業で「教育者たるもの、世の中はお金だということを念頭に入れて教育をしないといけない。」と言い放ったことがあります。もちろん、教室中からブーイングの嵐。教授を含め、みんなの意見は、「そんなことは子どもに教えてはいけない」とのこと。ちがうちがう、そうじゃ、そうじゃない。先生が、そういうことから、考えを構築させて教えろってことです。

 

 このお金の話を初め、なぜ、日本の学校は、世の中と無縁の「きれいごとの教育」を続けているのでしょうか。教育界にはたくさんの禁句がありますが、この「世の中、金」も結構なレベルの禁句です。しかし、世の中がお金を中心に動いていることは、5歳のチコちゃんでも知っています。たぶん。

 

 世間話は、やれ給料が安いから生活が苦しいだの、やれ株価が下がって損しただの、またバブル来ないかな、月に行こうかな、今度、プライベートジェット機に乗せてあげるだの、お金に関することばかり。世界では、中国が台頭してきましたが、要はお金持ちの国になったからです。国際的なパワーバランスも結局はお金です。

 

 なのに、学校では、全くお金のことを教えません。公民で?あんなものは、世の中のシステムを教えているだけで、お金の汚さではありません。歴史でも地理でも、もっとお金に関するテーマで見ていくと、意外とリアルが見えてくるのではないかと。

 

 僕が、一番、このお金をテーマに指導しないといけない科目は、「道徳」だと思っています。どんなにきれいごとを並べようとも、結局、世の中に出れば、全てお金なのです。だからこそ、その現実の上に立って、「それでいいのか」ということを、子どもたちに問うていく必要があると考えます。

 

 詳しくいきたいところですが、字数の関係で、今日もこのあたりで失礼します。

 

 2019年スタート。これからは、本格的な格差社会が始まります。

「みんなが幸せに暮らせますように。」

 今日、初詣に行って拝んでおきました。すると、大吉、いただきました。

 今年も、健康に気を付けて頑張りたいと思います。