かぐらいっきょうの『ここが変だよ日本の教育』

日本の社会や教育で疑問に感じていることをちょこっと書いたブログ

「詰め込み教育 ホントは大切」の巻

 さて、突然ですが、「温故知新」という言葉を知っていますか。

 

 日本人は、なんでもかんでも新しいものに飛びついて、それがいいと理由なく言っていますが、少し立ち止まって、古いものを見直してみることも必要ではないでしょうか。

 

 それは教育の世界も同じです。

 

「〇〇な学習はもう古い」なんていう先生もいますが、古いものにもいい学習方法はたくさんあります。読み、書き、そろばん(計算)は、基本中の基本。タブレットで勉強なんて流行っているようですが、脳の活性化には、鉛筆で字を書くのが一番です。

 

 

詰め込み教育」が悪いなんて言っている人がいますが、詰め込むことのどこが悪いのかがわかりません。

 

 知識というのは、一つで機能するものではありません。

 無駄なことのようないくつかの知識が交わって、初めて新しいアイディアが生まれます。

  

 更に何がそのアイディアにつながるのかは誰にもわかりません。だから、いろいろな分野の学習をしておく必要があるのです。

 

 若い人にはしっかり聞いてほしい。今しかないのです。

 歳をとってくるとわかりますが、そのうち、詰め込みたくても詰め込めなくなります。

 

 これから加速度的に変化する国際社会、それに対応できる複合的な考え方は、頭が柔らかい若いうちに、いろんな知識を身に付けておくことが大切です。

 

 僕の教育におけるモットーは「温故知新」です。

 先人に学ぶという低姿勢も、現代人には必要だと思います。