かぐらいっきょうの『ここが変だよ日本の教育』

日本の社会や教育で疑問に感じていることをちょこっと書いたブログ

「夜はなぜ暗い?ぼぉーっと生きてませんよ」の巻

 年度初めからずっと、仕事でバタバタしていたのですが、連休明け、少し仕事が落ち着いてきたため、取り溜めていたテレビ番組を見ています。

 

 録画している番組は、情報番組が多いのですが、NHKの人気番組「チコちゃんに叱られる」も結構気に入っていて見ています。

 

 しかし、どうも引っかかるテーマが多い。

 

 

 夜はなぜ暗い?

 少し前の回の放送ですが、「夜はなぜ暗い?」という質問がありました。

 

 学校では、太陽と地球の関係から答える解答が正解といえますが、それを「宇宙に果て(涯て)があるから」というのです。

 

 僕は、宇宙のことは専門家ではないのでよくわかりませんが、この理論がおかしいなというのはわかります。

 

 偉い人が言う事=真実ではありません。まずは何事も疑ってかかりましょう。

  

 この「夜が暗いのは、宇宙に果てがあるからぁ~」で納得しちゃった人、それこそ、ぼぉーと生きていると言われちゃいますよぉ~。

 

 

 宇宙に果てがあるかないか

 今回言いたいのは、宇宙に果てがあるかないかではありません。

 

 宇宙に果てがあるかどうかは、実際に確認することはできませんので、理論上の話ですし、果てがあろうとなかろうと、今を生きている我々にとっては全くもってどうでもいいことです。

 

 ここで言いたいのは、「夜が暗い」のと「宇宙に果てがあるかないか」は相関関係がないということです。

 

 まず、言いたいのは、我々の肉眼で見えている星は、宇宙に存在している星すべてではないということです。

 

 ということはどういうことか。

 

 星の光は、発しているすべてが、地球に届いているわけではありません。地球から遠くなれば、その分、届く光量は少なくなります。

 

 なので、宇宙に果てがなくても、空が星の光で埋め尽くされて、昼間のように明るくなることはないのです。

 

 

 もう一ついえるのは、宇宙の大きさと星の位置にも相関関係はないということです。

 

 番組では、「宇宙が無限」→「光る星も無限」と言っていますが、ぼぉーと生きていない人は、この時点でおかしいと気づきましたよね。

 

「宇宙が無限」とは空間の概念で、「星も無限」は個数の概念です。

 ですので、この二つを比例して考えるのは、無理があります。

 

 さらに、宇宙に果てがないとしても、星の分布には偏りがあるとも推測できます。

 現に、今、夜空を見上げても、星と星の間は均等ではありませんし、天の川もそのことを証明しています。

 

 宇宙には、もしかしたら、広い範囲にわたって星の存在しない部分もあるかもしれません。

 

 諸々の理で、この「夜が暗いのは、宇宙に果てがあるから」はおかしいのです。

 

 

「今日は新月だから、夜道には気をつけな。」

 夜の暗さに関係しているのは、どちらかというと「月」ですかね。

 

 

今日のまとめ

 

 この番組でいつもひっかかるのは、いたるところに矛盾があるからです。

 

 おまけ情報で、「宇宙が膨張しているから、宇宙のあらゆるものが膨張している」といっていましたが、これも異論を唱えることができます。

 

 さらに、宇宙が膨張すると、夜は今よりも暗くなるなんて〆てましたが、そうなると、それこそテーマとの矛盾が・・・

 

 諸説に異論を唱えてもきりがないので、今日はこのあたりにしておきますが、真の実は、ただただ単純なことも多々あるので、仮説には惑わされないようにしましょうね。