「給食時間15分とは驚きの短さと思ったら昼食時間だった」の巻
横浜市の公立中学校の昼食時間「15分」が9割
学校現場から離れてかれこれになるのですが、ニュースを見ているとやはり学校の話題には脳が反応してしまいます。
昨日は、横浜市の公立中学校の昼食時間のことが流れていたのですが、なんで給食時間じゃないのかと思ったら、弁当なんだそうです。
僕の住んでいる地域の公立中学校は給食なので、準備も含めて45分~50分あり、ささっと準備をすれば、30分ぐらいは食べる時間があります。
弁当だと準備の時間もいらないし、なぜ15分しか取れないのか、疑問です。
給食のある学校だと、弁当の日は、昼休みがいつもの倍の時間になってしまい、子どもたちも遊びに飽きて、教室に帰ってきたりもします。
ということは、問題は、時間割を作っている人間です。
ただ、工夫しないと食事時間がとれないなんてことになっている原因として想像できるのは、おそらく朝の登校時間が遅いのではないかということです。
早起きは三文の徳
正午に4時間目が終わるとして逆算すると、遅くても8時10分には1時間目がスタートとなります。
ホームルーム、朝の学習や読書などの時間を考えると、登校時間はもっと早くなります。
僕の住む地域では、早い子は7時30分には登校していますが、7時50分から朝の自主学習、8時からホームルーム、8時10分から一時間目でもできないことはないでしょう。
朝が早すぎ?
勿論、朝事情も地域地域であるでしょう。
西の地域は、冬の日の出が7時半ぐらいなんてこともあるので、冬だと暗いうちから家を出るなんてことになるかもしれませんね。
中学校の授業時間はなぜ50分なのか
小学校が45分、中学校が50分はなぜなのか。
一番納得のいく答えは、集中力の持続時間に基づいてということでしょうが、中学校が45分でも、おそらくそんなに問題ではありません。
中学校の勉強は、教科書を見てもらえばわかりますが、さっさとやれば、二学期中に終えれるような内容量です。
授業時間を5分減らしたからといって、テストの平均点が50点、60点ぐらいしか取れない指導力の今の学校では、ほぼほぼ影響はありません。
学力の半分は塾が担ってますしね。
だから、中学校も45分にしてしまえばいいのです。
もちろん国のルールから変える方向で。
そうすれば、12時20分から昼休みとして逆算すると、一時間目が8時50分からでもOKとなりますので、朝もゆっくりできますよ。
今日のまとめ
弁当なら片づけもないので、終了時刻をみんなと合わせる必要はありません。
高校や一般社会と同じように、昼休みを自由に使えるようにすればいいだけことですが、横浜市の校長にそういうアイディアはないのでしょうかね。
学校での時間の使い方が下手なのは、学校でこれもあれもと、いろいろなことをやりたがるからです。
もっと効率化を考えて学校運営をしていかないといけないのですが、学校というところは斬新なアイディアを嫌う風潮があり、全くもって改革する気もありません。
これからの学校教育は、社会における役割をもう一度考えなおして、無理なくできることを効率的にやっていくよう変えていくことが必要です。