かぐらいっきょうの『ここが変だよ日本の教育』

日本の社会や教育で疑問に感じていることをちょこっと書いたブログ

生徒指導

「教師同士のいじめに騒いでいる不思議?」の巻

学校の職員室いじめの状況 最近のマスコミで、教師同士のいじめが取り沙汰されていますが、教師間のいじめなんてどこにでもあります。 学校の先生なんだからいじめなんてないでしょうと思っている人がいれば、それは想像力が乏しいとしかいいようがありませ…

「なぜ、学校はいじめに真剣に向き合わないのか」の巻

いじめは学校の責任です いじめ関連のニュースを見ると、ひとりの大人として、そして一教育者として、心が痛くなります。 「学校内のいじめはなくせる」というブログを以前書きましたが、なくさないのは学校の先生の責任感がないことの現れです。 学校の先生…

「学校の先生の子どもに好かれたいは問題」の巻

先生の「子どもに好かれたい」は問題 職業柄、学校の先生には「子ども好き」の人が多いようです。 情熱をぶつける相手は子どもたちですから、子ども好きに越したことはありません。 中には、「子どもはそんなに好きではない」という人もやってますが、それは…

「叱っている途中で泣く子は 実は反省してない?」の巻

今回は、生徒指導の話題でいきます。 子どもを叱っていると、すぐに泣く子がいますよね。 そんな時、あなたは、どう思いますか? 「涙は女の武器」 世の中では、こんなことも言いますが、男性に限らず、大人はみんな涙に騙されます。 それは、先生も一緒です…

「鹿児島実業高校の飲酒喫煙問題から考えるモラルセンス」の巻

高校サッカー界の名門、鹿児島実業高校の飲酒喫煙問題がニュースになっていましたが、教育側の立場から言わせてもらうと、中学生・高校生の飲酒喫煙は、そんなに驚くことではありません。「まあ、よくあるよね」といったところです。 知らない(ふり?)のは…

「先生には人の気持ちがわからない人が多い  教員心理学②」の巻

前回のつづきです。 なぜ、Aさんに、まず、B先生に相談するように言ったのかの種明かしです。 僕は、Aさんからそのいじめの内容を詳しく聞いた上で、いじめ自体は早期に解決できると判断。 すぐに指導に入りたいところですが、その副産物として起こりうる…

「先生には人の気持ちがわからない人が多い  教員心理学①」の巻

教師になるには、一応、心理学も勉強します。 しかし、心理学と言うのは、意外と曖昧な学問なので、それを勉強したからといって、即、教育に生かされるわけではありません。あくまでも参考分野の一つです。 生徒指導でも学習指導でも、人にモノを教えるとい…

「学校にスマホ。あり?なし?」の巻

「学校にスマホ、ありかなしか。」 という、まあまあゆる~いテーマにも触れてみましょう。 あなたは、率直にどう思いますか。ダメ?OK? 学校側の人間と、家庭側の人間で、意見は割れそうな感じですが、まあ、理由を考えていけば、大まかな結論は出るでし…

「体罰 と 暴力 のちがいを 言えますか」の巻

学校では「体罰はダメ」と公にはなってますが、あなたは、どう思いますか。 否定派?それとも肯定派? あるアンケートでは6対4みたいな数字も出ていますが、理想と現実みたいなこともありますので、答える方も難しいところでしょう。 上の世代になればなるほ…

「教育界の禁句にあえて触れていくことの大切さ」の巻

教育界には、口にしてはならない「禁句」というものがいくつかあります。 しかし、教育原理を多角的に見ていくためには、あえて一般的にはダメだと言われている考え方に立たないと、見えない真実があるということも事実です。 世の中には、「本音」と「建前…

「大阪市のひげで低評価 どう思いますか」の巻

このニュースで、まず言いたいのは、「髭という単語に注目しすぎないで」ということです。 でも、髭から触れていきますが。 大阪市営地下鉄(現・大阪メトロ)の男性運転士2人が、髭を生やしていたことで低評価を受けたとして訴訟をおこしているそうです。…

「本当の自由は 規律の中にしかない アフリカ篇」の巻

昨日夕方5時すぎ、教員仲間の集まりがあったので街へ出かけると、警察がたくさん出動していました。どうしたのかと尋ねると、ご想像通り。早速、新成人が暴れたとのこと。 おい、新成人!大人になったとたんに、社会のルールを破るんじゃない! (自分が成…

「ネコ同士の喧嘩を止めに入って 自分が獣だということを思い出した」の巻

「今日から俺は」 昭和40年代に生まれた僕は、ツッパルことが男の勲章みたいな生活を送っていました。とりあえず、目があったらイチャモンをつけ、自分の歩く前に人がいたらドツク。そういう時代です。 昨日、ネコが喧嘩をしていたのですが、「フーフー、ギ…

「通信簿の不思議、評価が結構いいかげん問題」の巻

そろそろ通信簿の時期ですが、ずっと不思議に思っているのは、「行動の記録」「行動のようす」などといった行動の欄の評価です。 お子さんがいる方は、どうでしょうか? 2学期の行動の評価は、1学期より上がっていたでしょうか? 学校は学習の場ですから、本…

「褒めて育てるは間違い?・・・はい。そうです。」の巻

小・中学校は、そろそろ2学期も終わりですね。 先週あたりに保護者懇談会もあったと思いますが、保護者の皆さん、どうでしょう?何かお子さんの悪いところを教えてもらえたでしょうか。 先生が良いことばかり言っても、それを信じてはいけませんよ。 どんな…

「学校のいじめはなくそうと思えばなくせるのになくさないのはなぜ?」の巻

「いじめをなくそう」 学校のいじめ問題については、たいへんな問題なので、簡単に語れるものではありませんが、ここでは「なくすことはできる」ということだけ、書いておこうと思います。 世の中からいじめをなくすことは、はっきり言って無理ですが、学校…

「給食の完食に関する問題から生徒指導の在り方について考えたい」の巻

ネットで、給食の完食に関する記事を目にしました。 「給食の完食を強要するのをやめてほしい」という内容です。この「強要」という言葉は、言葉のもつ雰囲気から、ひどい指導のように感じるかもしれませんが、指導の仕方にもよると思います。 給食は本来、…